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「5つを手放したら、人生がふっと軽くなった話②」

今日は、私が実際に人生で手放してきた「5つのもの 2つ目」についてお話しします。
それを手放したことで、見える世界が少しずつ変わってきました。

今、どこかで生きづらさを感じているあなたに届けばうれしいです。

② 他人からの期待を手放す

〜「良き母・良き妻・良きスタッフ」を演じ続けた私が、最後に言われた言葉〜

私は長い間、「いい人」でいようと必死でした。
家では“良き母”として、子どもに手をかけ、
夫には“よき妻”として、家事も会話も笑顔で対応して、
職場では“頼れるスタッフ”として、忙しい人の分まで仕事を引き受けていました。

一人で抱えて、一人でこなして。
「誰かに頼る」なんて頭になくて、
むしろ“頼られること”に価値を感じていました。

でも――
ある日、限界が来ました。


疲れが表に出てしまった日

その日も朝からバタバタ。
子どもを送り出し、職場ではトラブル対応、帰ってきたら夕食準備、洗濯、明日の予定の確認。

私はつい口にしてしまったんです。

「たまには手伝ってくれたらいいのに」

すると、夫から、こう言われました。

「……お前はさ、一人で全部やっちゃうから、俺の出る幕ないんだよ」
「そもそも、なんでも一人でできるんだから、一人で生きていけるだろ」

その言葉が胸に突き刺さりました。
ああ、私は“頑張りすぎた結果”、夫婦としての関係をも壊していたんだ――と。


心の中では大きな音で何かが崩れました。


手放したものと向き合った時間

離婚を切り出されたあの日から、私は“役割”を一つひとつ見つめ直しました。

・私は本当に“良き母”でいようとしすぎて、子どもの声を聞けていただろうか?
・“良き妻”を演じるあまり、夫に頼ることや弱音を吐くことをしてこなかったのでは?
・“良きスタッフ”として認められることばかりに執着して、休むことを忘れていなかったか?

答えは、どれも「YES」でした。

私が求められる“理想像”を勝手に作り上げて、
勝手に頑張りすぎて、勝手に疲れて、
最後には“必要とされなくなる”という皮肉。


そこからの再出発

私は離婚を受け入れ、新しい生活を始めました。

最初は怖かったです。
でも、少しずつ、自分の時間、自分の気持ち、自分のペースを取り戻していく中で、
**「私は、もう“誰かにとってのいい人”をやめていいんだ」**と思えるようになりました。

子どもと笑い合える時間が増えた。
「無理しない自分」で職場にいられるようになった。
なにより、自分の心の声をちゃんと聞けるようになった。


最後に

他人からの期待に応え続ける人生は、
いつか自分をすり減らしてしまいます。

「あなたなら大丈夫」
「全部できる人だから」

――そんな言葉に縛られて、本音を押し殺していませんか?

手放すことで、
“求められる自分”ではなく、
“本当の自分”にやっと出会えることがあります。

私がそれを知ったのは、皮肉にも「離婚」という出来事からでした。
でも、あの痛みがあったからこそ、今の自由があります。

もう、“ちゃんとした人”をやめても、いいんですよ。

心と体を整えてなりたい自分を見つける心のブロック解消ナビゲーター ゆっきー🍀